バイオガス発電で創エネへ!
嫌気処理法(EGSB・メタン発酵)
- 排水処理設備・排水診断・相談窓口
- 高濃度排水
- 省エネ
- 創エネ
- 汚泥削減
- コンパクト
EGSB(Expanded Granuiar Sludge Bed)は排水中の有機物を嫌気性微生物の作用でメタン、二酸化炭素に分解する処理方法です。酸素のない嫌気条件下で自己造粒した嫌気性微生物の担体(グラニュール)を使用し、その代謝作用により、有機物からメタンガスや炭酸ガスを発生させます。発生したメタンガスは、エネルギーとして回収可能。売電収益も見込むことが出来ます。さらには好気処理に比べ、余剰汚泥発生量が少なく、汚泥処分費の削減に繋がり、省コスト。高濃度排水処理にお悩みの時は、ぜひご相談下さい。
こんなことにお困りではないですか?
- 高濃度排水の処理に困っている
- 超高負荷処理が可能なうえ、設備がコンパクトなのが、この装置の特徴です!
- 処理ランニングコストを削減したい
- 好気性微生物を使用した活性汚泥法をご使用ですか? 嫌気性処理は酸素を送るブロワ動力が不要なので、電力消費が少なく、ランニングコストの低減化が可能です。
- 創エネルギーの可能性が知りたい
- 有機物の約60%がメタンガスに転換。エネルギーとして回収可能。 バイオガス発電による売電収益も見込めます。
特徴
●省エネルギー
酸素(空気)が不要なため、所要動力が小さい。
●汚泥処分費の削減
有機物の70%がメタンガスに転換。汚泥転換率が10%以下。
●創エネルギープロセス
メタンガスはエネルギーとして回収可能。
●設置スペースの削減
高負荷処理が可能なため、設備がコンパクト。
●維持管理が容易
運転停止後の再起動が容易で、断続操業が可能。
EGSBの特長
EGSB(Expanded Granuiar Sludge Bed)法は、嫌気性微生物(グラニュール)を使用した高負荷処理法です
グラニュールとは
●造粒化菌体(微生物の自己造粒によるもの)
●形状は米粒状または球状(1~2mm程度)
●上向流により嫌気性微生物が自己凝集し、粒状汚泥(グラニュール)を生成
EGSB法からバイオガス発電まで 処理フロー
嫌気処理とは: 酸素のない嫌気条件下で生育する嫌気性菌の代謝作用により、有機物をメタンガスや炭酸ガスに分解します。
長所 | 短所 |
---|---|
▶余剰汚泥発生量が、好気処理に比べて 1/3~1/10程度と少ない | ▶菌の増殖速度が遅く留時間が長い。 ⇒反応槽が大きい |
▶酸素の供給が不要なため、動力消費量が 好気処理に比べて1/2~1/3程度と少ない | ▶温度・pHなどの環境要因に対して敏感 |
▶メタンガスを主成分とする バイオガスが得られる | ▶好気処理に比べてBOD除去率が悪い ⇒二次処理が必要 |
用途
高濃度排水