高濃度油脂排水対応!ゼロエミッション化へ

オイルバクタ―システム(油脂分解処理システム)

  • 排水処理設備・排水診断・相談窓口
  • 高濃度排水
  • 含油排水・洗車排水
  • 高濃度対応
  • 運用費削減
  • 運転管理簡便化
  • 廃棄物削減
  • 悪臭抑制
  • 高処理水質

オイルバクターシステムは、食品加工工場等の高濃度の油脂を含む排水を、油脂分解菌と高負荷接触ばっ気法の組み合わせにより処理するシステムです。従来の加圧浮上および標準活性汚泥処理法では、大量の薬品添加・複雑な運転管理・不安定な処理・大量の汚泥発生など多数の課題がありますが、本方式では余剰汚泥をほとんど発生させず(ゼロエミ化)安定した処理が可能です。そのため運転費用や汚泥処理費用の大幅な削減が可能です。

特徴

既設改造による構築が容易

既設活性汚泥法の排水処理設備を有効に利用した改造により構築可能です。

油脂分解菌

天然土壌菌のバクテリアから油脂の分解酵素を多く分泌する種を抽出、培養した特殊なバクテリアです。油脂分解菌は、油脂をグリセリンと脂肪酸に加水分解する酵素を分泌し、グリセリンと脂肪酸は、接触ばっ気槽内に繁茂したバクテリアの生物処理槽で二酸化炭素と水に分解されます。

高濃度運転

処理能力を最大限に引き出す担体を使用し、ばっ気槽内での溶存酸素6~7mg/L、MLSS濃度20,000~35,000mg/L(標準活性汚泥法の約7倍)で運転し、汚泥による担体の閉塞なしに、高効率な生物処理が可能です。

簡易な運転管理

微生物が固定担体に保持されているため、汚泥管理作業に手が掛からない簡易な処理方法です。

オイルバクターシステムのメリット

◎運用費用削減   ◎運転管理簡便化   ◎廃棄物削減 
◎悪臭抑制     ◎高水質処理水

システムフロー

用途

有機排水→余剰汚泥が多く発生している排水処理、高濃度の油脂を含む排水に適しています。
・菓子製造
・総菜・レトルト・冷凍食品製造
・調味料等製造
・乳製品製造
・水産加工品製造工場 等

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