あらゆる窒素に対応! 微生物の力で窒素除去

硝化脱窒法(生物学的処理法)

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  • 有機排水・無機排水
  • 窒素化合物(アンモニア)除去
  • 窒素除去率UP
  • 最適提案
  • コンパクト

微生物の働きで排水中の窒素化合物(アンモニア)を除去する生物脱窒法を、原水の性質、処理水室の要望に合わせてご提案致します。窒素化合物と炭素化合物を同時に分解!生物学的処理法はあらゆる窒素に対応可能です。
<硝化反応>硝化菌(好気性菌)が水中のアンモニアを硝酸へ酸化し<脱窒反応>硝酸を嫌気性条件下で脱窒菌により窒素に還元。窒素ガスまで分解されます。
「循環式硝化脱窒法」「硝化内生脱窒法」「回分式硝化脱窒法」「ステップ流入式多段硝化脱窒法」をご紹介!

硝化脱窒法の概要

循環式硝化脱窒法硝化内生脱窒法回分式硝化脱窒法ステップ流入式
多段硝化脱窒法
概要▶原水中に含まれる有機物を脱窒に利用できるため、有機物の添加が不要。
▶硝化内生脱窒法に比べて設備がコンパクトになる。 
▶硝化槽で生成した活性汚泥や、細胞内の有機物を脱窒に利用するため、有機物の添加が不要。
▶循環式硝化脱窒法に比べて、設備が大きくなる。  
▶曝気と曝気停止を交互に行い、
一つの槽で硝化・脱窒を行う。
▶硝化・脱窒のサイクルを多くすることで、
窒素除去率を100%近くまで高めることが可能。
▶原水中に含まれる有機物を脱窒に利用できるため、有機物の添加が不要。 
窒素除去率           60~70% 70~90% <100% (運転方法による)

循環式硝化脱窒法

循環式硝化脱窒法は、 生物学的に窒素を除去するために、生物反応槽を無酸素槽(脱窒槽) 、好気槽(硝化槽)の順に配置し、好気槽の硝化混合液の一部を無酸素槽へ循環する処理方式です。

硝化内生脱窒法+膜分離法の活用

硝化内生脱窒法は、硝化工程のあとに脱窒工程が続く処理フローであり,活性汚泥に吸着された有機物や,細胞内に蓄積された有機物を栄養物として利用する方法です。

回分式硝化脱窒法+ 膜分離の活用

硝化・脱窒のサイクルを多くすることで、窒素除去率を100%近くまで高めることが可能。
原水の流入量を調整することで、高い窒素除去率にて安定処理が可能で、高濃度廃液に適用できます。

ステップ流入式多段硝化脱窒法

硝化・脱窒のサイクルを多くすることで、窒素除去率を100%近くまで高めることが可能。
原水の流入量を調整することで、高い窒素除去率にて安定処理が可能で、高濃度廃液に適用できます。

用途

  • 有機排水
  • 高濃度有機排水

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