シンプル・コンパクトでかつ高い分離性能。安定した制御

改良型擬似移動床法 クロマト分離装置 「ISMB™」

  • 分離精製
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    シンプルなシステム構成で建設コストを低減でき、また高い分離性能を有します

    イオン交換樹脂は、多くは異性化糖製造工程で、果糖・ブドウ糖分離(F/G分離)や、オリゴ糖の分離、糖アルコールの分離等に適用されております。 このような分離には、単塔式(回分式)のクロマト分離では製造効率が低いため、擬似移動床法など、連続式のクロマト分離装置が用いられます。

    擬似移動床法の弱点であるシステムの複雑さと、装置建設費の高さを改善するために開発されたプロセスが改良型・擬似移動床法(ISMB™法)です。改良型・擬似移動床法は、プロセスを構成する分離剤の充填床の数には関係なく、供給・抜出される濃度分布の領域を任意の範囲でコントロールできますので、このプロセスにおいては、充填床の数を最小の4床で構成しても、高い分離性能を達成することができます。

    こんなことにお困りではないですか?

    単カラム式クロマト分離装置では分離しにくいものがある
    連続クロマト方式を用いることで単カラムの吸脱着方式では実現しにくかった分離が実現化出来る可能性があります。
    単カラム式分離装置ではロスが多く、生産効率が低い
    ISMBを導入することで分離性能を向上させることができ、また連続式ですので生産効率も上がります
    擬似移動床方式(SMB)では、大規模すぎて建設コストが高すぎる
    ISMB方式なら中規模の生産設備への適用も可能で、また最小で4床で済むため建設コストも抑えられます

    特徴

    弊社のクロマト分離装置ISMB™は、擬似移動床としては最小である4塔式で構成されたシステムで高い分離精度と効率が得られます。

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