三菱ケミカルンアクア・ソリューションズ株式会社

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苛性ソーダ電解工程中の硫酸根除去に 塩水脱芒硝 分離精製装置(応用例)

イオン交換膜法による苛性ソーダ製造プロセスにおいて、Ca,Mg,Srなどのカチオン系微量不純物の除去には、塩水2次精製設備により除去が可能です。一方、アニオン系の硫酸根不純物は、従来その除去をBa塩による沈殿、または原料である食塩を硫酸根と同時にプロセス外へ廃棄する事で、硫酸根濃度を管理基準以下として膜の劣化を防いでいました。

これらの方法で発生する硫酸バリウムのマッド処理や原料を廃棄するという点では環境に悪影響を及ぼします。一方で電解槽にて発生する塩素酸根は苛性 ソーダの品質低下となります。

上記問題を手間無く、自動運転で経済的に解決する手法が塩水脱芒硝設備です。 本設備は両性タイプという新しいイオン交換樹脂DSR01を用いて展開水(軟水または純水)と塩水を交互に通液するだけで硫酸根と塩素酸根を同時に除去出来るものです。

塩水脱芒硝 数式

設置位置

本設備の能力は供給される塩水中の硫酸根濃度に比例します。また、イオン交換樹脂は極微量の遊離塩素でも劣化するため脱塩素工程の後段に設置されます。
電解槽からの戻り淡塩水の一部(約10%)を分岐して供給頂くだけで処理が可能です。

塩水脱芒硝 設置位置/全体図

設備の一例

装置 自動操作方式 (現場盤-DCS 操作方式)
分離塔 1,800mmφ×4,200mmH CS+HRL
樹脂量 DSR01 : 5.45m3
通液流量 21.8m3/h
運転時間 通液23h/d, 逆洗1h/d
通液サイクル 5 C/h (115 C/d)
Na2SO4除去量 1,300kg/d

装置概略フロー

塩水脱芒硝 装置概略フロー

連続処理の分離パターン

塩水脱芒硝 連続処理の分離パターン

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